北方領土返還運動に参加

 令和5年12月1日(金)、札幌地方隊友会事務局長と事務局専従員(生江会員)は、道隊連事務局長等とともに、北方領土返還運動(主催:北海道庁総務部北方領土対策本部)に参加しました。なぜ、今日?かと申しますと、北方4島がソ連に占拠された直後、島民の引上げ受け入れを陣頭指揮していた根室町長(安藤様)が、1945年12月1日、連合国最高司令官マッカーサー元帥に北方領土返還を求める陳情を行ったことに起因します。私たちの他、札幌市役所、高校生等総勢約30名ほどで、札幌駅構内(西口出口付近)で横断幕等を広げて通行される方々に北方領土返還をPRしました。

 北方領土の現状をみるに、ロシアは北方4島の実効支配をつづけ、ビザなし交流における日本人の宿泊施設であった「ムネオハウス」も昨年2月のロシアによるウクライナ侵攻以降、宿泊・飲食施設に営利転用される等非常に厳しい状況となっています。そのようなロシア相手に返還を求めていますが、この問題を更に国際世論に訴え続け、いつかは返還されることを願ってます。